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コスタリカ 平和憲法とエコツアー

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ブログ名
コスタリカ 平和憲法とエコツアー
ブログ紹介
沖縄環境ネットワークで、2004年3月に31名のコスタリカツアーを実施した記録です。
世界で唯一軍隊を持たない国コスタリカ。エコツーリズムが始まった国コスタリカ。
10日間の写真アルバムをお楽しみください。
なお、高画質画像でA5サイズ100ページのカラー印刷の書籍も沖縄環境ネットワークで作成しました。定価千円(税込み)。
連絡先098−832−8484(FAX兼用)

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タイトル 日 時
グァテマラ上空
7日間のコスタリカツアーを終え、いよいよ帰路に着く。早朝出発した飛行機はガァテマラを経由してロスに向かう。ガァテマラ・シティを上空から見ると埴輪のようである。このガァテマラは中米で最後まで内戦が続いた国である。1960年から1996年12月の最終和平合意までの内戦で民生は疲弊し、特に先住民族の状況は厳しい。 以下引用 (グァテマラ訪問報告 ロドルフォ・スターベンハーゲン 先住民族の権利に関する国連特別報告者・IMADR理事 2002年9月11日 グァテマラ市にて) グァテマラは、国の半分... ...続きを見る

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2005/04/16 02:25
インビオパルケ(生物多様性パーク)
南北アメリカの接点にあるコスタリカは、自然環境が多様である。国を挙げて国内に生息する生物の台帳作りに取り組み、その有効利用を目指している。その根幹を担っているのがINBio(インビオ)と呼ばれる生物多様性研究所である。紫外線の強い熱帯の生物の抗酸化作用の強さを医療に利用しようと、世界の医療機関や製薬会社と契約を結んでいる。 インビオパルケ(生物多様性パーク)はそのテーマパークで、7ヘクタールの敷地にコスタリカの特徴的な自然環境を再現してあり、観光客にいろんな環境をそのコースにより体験できるよ... ...続きを見る

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2005/04/12 02:05
朽ちかけた巨木も雛が巣立つまでは残す
学校のシンボルになっているポロの巨木も、静かに寿命を終えようとしている。ピンクの花と共に枝先からぶら下がっているのは鳥の巣で、雛が親鳥の運ぶ餌を待っている。木の下に人が集まると警戒して騒ぎ出す。木の中が空洞になっていて、倒木の危険があるので、雛が巣立てばこの木を撤去するそうである。 裕福な生徒が通うこの小学校も、体育館は屋根だけの倉庫のような造りである。ツアー中に見た各地の学校は設備は質素で校庭も生徒数に較べて狭い気がした。 それでもニカラグアからの流入民の子弟を受け入れ、学校教育を保証し... ...続きを見る

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2005/04/10 11:07
プライベート・スクール
 現代教育学園(IEM)という私立の小学校を訪問する。3歳児から12歳児が通学するコスタリカの名門校である。元大統領や企業家等、コスタリカの指導者を招き体験談やその考えを聞く。身近に国の各界の指導者と接し、その考え方を聞く事により、やがては自分もリーダーになるという志向性とそれに向けて努力する励みになる。このリーダーシップ育成プログラムにより、多くの指導者をこの現代教育学園は輩出している。  学内は生物の回廊としてのコスタリカの特性を生かす為、花や実のなる植物に溢れ、蝶や鳥が集まるようになっ... ...続きを見る

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2005/03/31 02:59
民芸村サルチ
コスタリカは、観光収入が最も外貨獲得をしている。その中で土産品も重要な役割を担っている。民芸村サルチは代表的な土産物販売所である。普段は製作過程も見学できるが、残念な事に日曜日でその一部しか見学できなかった。広い店内はコスタリカの豊かな自然を意識した見事な色彩の土産品が満載である。生地のしっかりしたTシャツはお勧めである。鮮やかなブルーの羽の蝶々のプリントはお土産と記念に3枚買った。絵葉書は多くの種類があり、6枚で1ドルと安い。昔サトウキビやコーヒーを運んだ牛車カレータは見事に装飾されている。... ...続きを見る

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2005/03/30 03:01
ついにナマケモノと遭遇
ジャングルツアーの帰り道、ガイドが船を右岸に寄せた。 下船してしばらく歩くと樹上にナマケモノが見える。コスタリカのガイドは、実に目が良い。我々には大きなワニすらその保護色で指摘されるまで判らない。ナマケモノも樹皮と葉っぱに似た色で、ゆっくり移動すると初めて動物と判る。見あげて写真撮影をしていると、ゆっくりと下りてきた。スローモーションで一歩一歩確認しながら我々の真ん中に下りた。10秒ほど地上に下りていたが、すぐにまた今来た方向に上り始めた。一週間に一度ほど排泄のため地上に下りるそうであるが、あ... ...続きを見る

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2005/03/28 22:32
野鳥の宝庫カニョネグロ野生保護区
ニカラグアとの国境近くにあるカニョネグロ国立野生保護区でジャングルクルージングを行なう。乗船名簿には国籍記入欄がある。広々とした観光地で、随所に公園がある。案内板には中央アメリカで最も美しい湿地と書いてある。クルージングに出てすぐに多くの鳥に出くわす。船泊まりでは子どもたちがトンボ返りしながら川に飛び込んでいる。ダイサギ・コウノトリ・ベニヘラサギ・カワセミ・ヘビウ等いろんな種類の鳥が見える。大きなワニも日向ぼっこしているが、川で遊ぶ地域の子どもたちは大丈夫だろうか。 ...続きを見る

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2005/03/27 15:08
流れる川が温泉のタバコン温泉
コスタリカのタバコン温泉には世界各国の人が集まっている。欧米人は何日か滞在する者も多くいるようだ。我々のツアーは1日だけの通りすがり。湯量が半端じゃない。とにかく流れる川がそのまま温泉で、打たせの滝は普通一筋の落下だが、ここではカーテンのように5mの幅でお湯が流れている。そのカーテンをくぐって滝の内側に入ると大きな空洞になっており、自然のサウナ状態でとても湿気が多い。お湯のカーテン越しにしばらく様子を見る。日本と異なり水着着用で、白人の青少年が多い。足元がぬるぬるして、足を滑らせ流される子ども... ...続きを見る

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2005/03/26 02:05
人造湖アレナル湖
アレナル湖はコスタリカ最大の湖で、水利と発電のために作られた人造湖である。高地にあるのでいつも風が吹き、ウインドサーフィンの適地になっている。アレナル火山近辺に降った雨を集めている。モンテベルデとアレナル火山は近くではあるが、道路は丁度アレナル湖を回りこむように大きく迂回してアレナル火山の裾野にあるタバコン温泉に向かう。アレナル湖の西岸の丘の上には巨大な風力発電の風車がある。エネルギーも自然にやさしい水力や風力を生かしている。北側の湖畔は、生活インフラが整い、コテッジ風の建物が多い。立て札に売... ...続きを見る

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2005/03/25 03:09
コーヒー園での植樹
ハチドリの減少を食い止めるため、欧米のNPOによって自然回復の努力がコスタリカでもなされている。ハチドリの好物であるリトルアボガドの植樹を、NPOが買い取ったコーヒー園で行なった。本来は生態系の回復が必要であり、コーヒー園という単純な生物層にリトルアボガドの木一種を植えるのが、どれほどの有効性があるか疑問もあるが、学生のメンバーも多いツアーで、環境保全の取り組みを体験する事はそれなりに意味もある。この作業を通して、熱帯の太陽の強烈なエネルギーを改めて感じた。リトルアボガドの木をコーヒーの木の陰... ...続きを見る

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2005/03/23 23:25
ハチドリ(ハミングバード)
ハチドリの撮影は難しい。空中でホバーリングしているかと思えば、ヒューと飛んでいく。バック移動も出来る不思議な鳥である。止まっているのでシャッターを押すと、既にそこにはいない。100回程写真に撮ったが、写っているのはその1割である。羽の一部だけとか、くちばしの先とか絵にならないものがほとんどである。デジタルカメラなので失敗作をドンドン消して撮り直す。 一分間に千回も心臓が鼓動を打ち、一秒間に数十回も羽ばたく。当然エネルギー消費も凄まじく、体重の2倍から8倍の蜜を一日に摂取するといわれる。モンテ... ...続きを見る

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2005/03/23 22:38
トレイル散策
いろんな珍しい植物が数多く見られ、全てのトレイルの散策をしたかったが、2日にわたって2度の散策で終わった。ガイドがさりげなく、土手の穴をタランチェラ(巨大な毒蜘蛛)の巣ですとか言うのでビックリ。沖縄のやんばるの森と共通する植相も多いが、見たい物を確実に正確な情報で与えるという点でコスタリカのエコツーリズムは素晴らしい。 雲霧林の影響で、木々がコケをまとい、緑と青の真珠に飾られたようになっている。足元は濡れても滑らないように切り株のステップにメッシュのカバーが施してあり、親切である。 樹上に... ...続きを見る

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2005/03/22 15:38
熱帯雲霧林
モンテベルデ自然保護区は熱帯雲霧林気候である。カリブ海から吹き上げる湿気を帯びた空気が、山頂部で冷やされ、常時霧をまとった状態となる。この特異な気候により多くの珍しい動植物が生息している。モンテベルデに入る道は未舗装で、大型バスは通れない。聞けば、大資本がマス観光でき難いように、舗装を地域が拒否しているそうである。ガイドも地元の住人が、大学や生物多様性研究所等の講習会を受け、地域の保護区に登録した者のみが職業とすることができる。入園者を制限し、自然に負荷を掛けすぎないように、永く地域にお金が落... ...続きを見る

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2005/03/21 22:19
モンテベルデ自然公園の歴史
1951年にアメリカのアラバマ州のクエーカー教徒11家族41人が絶対平和主義の理念から、平和憲法を1949年に制定したコスタリカに移住。1970年に入植したモンテベルデで黄金のヒキガエルが発見され、一躍稀少種の生存地として有名になる。しかし、近年“Golden toad:黄金色のヒキガエル” が見られなくなり、 絶滅したのかもしれないと言われている。 アメリカ合衆国にも、かつて1681年にクエーカー教徒が植民。州名のペンシルバニアは、英国クエーカー教徒で植民地開拓者である、ウィリアムペンW... ...続きを見る

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2005/03/21 21:37
パンアメリカンハイウエーの売店
サンホセから北東にパンアメリカンハイウエーを進む。広大な放牧地の中にドライブインレストランがある。店の横にはフートーの木(和名フトモモ)があり、沖縄からのメンバーはまたまた共通性を発見して喜んだ。レストランの横にはトロピカルフルーツを山積みしたパーラーがあり、いろんなジュースを販売している。レストラン店内には土産物等の売店があり、長旅なので各自トイレを借りた。裏庭は景色がよく、いろんな草木が植えてある。 ...続きを見る

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2005/03/21 20:30
ハンバーガーコネクション
3日目はいよいよエコツアーへの出発である。サンホセからモンテベルデに向けて朝の7時にホテルを出る。山道は未舗装で大型バスは通れないので中型バス2台に分乗する。途中、広大な面積の放牧地が広がる。エコツアーにはそぐわない荒廃地である。牧柵は現地で裸のインディアンと呼ばれる枝分かれしない木である。元は豊かな熱帯林が広がっていたであろう地域が、生態系が剥ぎ取られ、無残な状態である。 これは、アメリカのハンバーガーチェーンが安い牛肉を入手するため、コスタリカの広大な森林を開発した結果である。急激に進む... ...続きを見る

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2005/03/21 15:27
コスタリカコーヒー
午後はコーヒー農園に見学に行く。コスタリカではコーヒーが主要輸出品である。外貨獲得ナンバーワンの地位はエコツーリズムに譲ったものの、現在でも主要産業であることに変わりはない。歴史的には、1897年のコーヒー税の導入で政府財政が安定し、サンホセの中心街にある国立劇場は建設費全てをコーヒー税で賄った。高度1200mから1500mの熱帯の高地で、強い日光を浴びて出来るコーヒーは豆の皮が硬くなり、高級品ができる。かつてはヨーロッパで神話的な好評を得ていた。340g入りで300円ほどでお手軽なので全員お... ...続きを見る

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2005/03/21 10:37
国連大学での交流
国連大学では、平和教育を単独の単位としてではなく、数学(統計)と体育と理科を統合的に組み合わせて行なわれている。コスタリカの教育では、子どもの時から自分を尊重する事が繰り返し強調される。その上で他者との違いを認める事、人の意見を聞き、自分の意見を発表することを学ぶ。国連大学では、これらを受けて大学院で平等・平和、平和教育、環境保全、人権、個人の尊重の5つのプログラムを研究する。 国際的な問題に対応するため、アースチャーター制度を設け、世界各地から多様な学生を集め、研究内容を各国に反映させるよ... ...続きを見る

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2005/03/21 10:04
国連平和大学へ
コスタリカの2日目は朝7時半にバスでサンホセを出発し、国連平和大学があるコロン市に向かう。南西に30キロ離れた自然保護区にある国連平和大学には8時45分に到着した。大学の敷地自体が公園のようで、広々として自然豊かである。訪問者がコスタリカの自然を学べるように案内板が立ててある。 ...続きを見る

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2005/03/21 09:07
カレン・オルセンさんとの懇談
国母といわれ尊敬されているカレン・オルセンさんと懇談した。オルセンさんは2002年に沖縄を訪問され、今回のツアーメンバーも多く参加した平和憲法の講演会で話された。その時以来の再会である。今回の懇談でも、平和は待っていて出来るものではない。積極的な行動によって作り上げる必要があると話された。 同じ平和憲法を保持していても、コスタリカは平和外交で1987年に当時のアリアス大統領がノーベル平和賞を受賞し、中米紛争の平和解決に重要な役割を担った。一方の日本は、世界第2位の国力を持ち、アメリカに次ぐ軍... ...続きを見る

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2005/03/21 04:43

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